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第17回ケアマネジャー試験

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平成26年度のケアマネジャー試験お疲れ様でした。

来年から免除科目がなくなるなどの改正が予定されているので、今年は3割くらい受験生が増えていたようです。

今年の試験の講評をしてみたいと思います。


「介護支援分野」

全体的に、過去問からの出題で、オーソドックスな問題が多かったように思います。
「ケアマネジャー合格指南書」の8つのカテゴリーに分けて整理してみます。


①「全般」→制度全般、統計データ、歴史とも今年は初めて「0」問でした。(新しいパターンです)

②「保険者」→介護保険事業計画「1」問、保険財政「2」問の計3問、過去問どおりのオーソドックスな問題でした。

③「被保険者」→近年は出題数は少なく、今年も「0」問でした。

7④「要介護認定」→近年は2~3問の出題でしたが、今年は7年ぶりに「4」問の出題でした。内容は3問はオーソドックスでしたが、基準時間の問題は近年は出題されていなかったので「?」の人も多かったと思います。

⑤「保険給付」→今年はこの単元の出題が「7」問と多かったのが特徴です。内容は支給限度基準額、公表制度、保険給付一般はオーソドックスな問題、サービス事業所の問題は、地域密着型、居宅サービス、基準該当サービス、特例サービスの内容をきちんと整理できていれば易しく感じたでしょうが、あいまいな整理では「?」だったと思います。


⑥「地域支援事業」→今年は、地域支援事業、総合事業、地域包括支援センター関連の問題が平成18年以降、初めて「0」問でした。来年度改正が予定されているので、予想どおり出題しにくかったようです。

⑦「ケアマネジメント」→今年も例年通り「8」問出題されました。ケアマネジメントの概要「2」問、事例「2」問、介護予防支援「2」問、居宅介護支援「1」、施設介護支援「1」問の配分でした。すべて過去問どおりの解きやすい問題でした。

⑧「その他」→今年は、審査請求「1」問、低所得対策「1」問の計2問でした。これもすべて過去問どおりの解きやすい問題でした。


「合格基準予想」


今年は、難易度「B」のオーソドックスな問題が多かったので、合格基準は例年の15点よりも上がる可能性が高いです。
しかし、講座の受講生も例年通り、20点前後の人が多いことと、予想よりも毎年合格基準は下回ることが多いので、今年も・・・

合格率が、昨年と同様の15.5%となるのであれば、「15点」/25点になるように感じます。
しかし、今年は受験生がかなり増えているので、合格者数の調整(合格者が多すぎると、都道府県の研修会場が足りなくなる)が行われるのであれば、合格率がさらに低くなる可能性があるので、

15.5%以下になるようであれば、合格基準は「16~17点」/25点になるかもしれません。

今年は、「18点」以上が安心ラインだと思います。


保健医療福祉サービス分野は、↓

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